2011年3月29日火曜日

2011年3月掲載誌情報

『Milk』/Titian Sports 3月1日発売/出版社サイト

Projection of Site/Sight 東京画廊+BTAP Interview with Chauntelle Trinh & Eckard Buscher

現在BTAPで開催中の展覧会"Projection of Site/Sight"展が紹介されています。





『芸術北京指南guide Art Beijing』/Art Beijing Guide Editor 1-2月刊

表紙に北川宏人の作品が掲載されています。また、同誌冒頭のプロローグでは、昨年弊廊で開催された60周年記念展『ミクロサロン60』展について、記述があります。

2011年3月16日水曜日

北京BTAP 展覧会『Projection of SIte/Sight』オープニング

BTAP(北京)では現在、ドイツ人アーティストユニットTrinh & Buscherと日本人アーティスト金子親一による展覧会『Projection of Site/Sight』を開催中です。



本展は昨年、東京画廊が出会ったアーティスト2組が、偶然にも非常に近いコンセプトで制作をしていたことから、急遽二人展という形で企画がスタートしました。お互い全く面識の無いアーティストで、設置開始日が初対面となりました。




Trinh & BuscherはChauntelle TrinhとEckard Buscher2名によるアーティストユニットで、ドイツとオーストラリアを拠点に活動を行っています。彼らの作品は、世界の大都市の3キロ四方の俯瞰地図を、精巧なエッチング技術によって二次元のステンレススチールに落とし込む作品です。アーティストは実際に現地に赴き、各地を綿密に調査しながら、都市のパターンを平面に浮かび上がらせます。彼らのシリーズ作品『Metropolitan Cityscape 』では、東京と北京を含む14都市が制作されました。
オープニングでは皆さん各都市を比較しながら作品を眺めていました。ステンレスチールは0.03~0.06ミリの薄さで、小サイズの作品は手で触れると簡単に曲がってしまいます。中には思わず指で触ってしまうお客様も多数・・・・。オープニング中、スタッフは目を光らせて見張っておりました。これからご来場いただく皆さんは、どうか触らないでください!


一方の金子親一さんは現在もコマーシャルフォトグラファーとして活躍する作家さんです。一見、コンピューターグラフィックのように見えますが、これはすべて写真です。被写体はすべて作家の手で作られた立体のオブジェであり、カメラレンズを通して、それを二次元の平面へと変化させます。写真の虚偽性を強く訴える作品です。
お客様の中には写真と気づかない方も・・・。信じてくれないお客様もいらっしゃいました。



アーティストニ組の写真です。「三次元から二次元への投影」というコンセプトで繋がりました。心無しか、服装の雰囲気も似ている気がします

同展は5月8日(日)まで開催中です!