2013年2月23日土曜日

展覧会のお知らせ「トリックス・アンド・ヴィジョンからもの派へ」


 この度、東京画廊+BTAPでは39日(土)より『トリックス・アンド・ヴィジョンからもの派へ』展を開催いたします。
『トリックス・アンド・ヴィジョン』展(1968年)は、中原佑介と石子順造の企画によって東京画廊と村松画廊で開催されました。同展は、視覚(Vision)の中に潜在するだまし(Tricks)をテーマに据え、「見る」ことの実態を明らかにしようと試みたものです。もの派につながる日本現代美術の潮流を形成していったという点で、2000年代以降注目され高く評価されている展覧会です。
このたび東京画廊+BTAPは、当時出品された飯田昭二の≪Half & Half(ピンポン玉)≫(1968)を始め、鈴木慶則の≪裏がえしの相貌をした非在のタブロー≫(1967)、高松次郎の≪波の柱≫(1968)など、もの派の前史を証言する作品、さらにもの派初期の作品である関根伸夫の≪位相-スポンジ≫(1968)、菅木志雄の1975年のドローイング作品等を展示いたします。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

"Stopped Liquid(Spoon)"
Iwao Kagoshima 1968



"Plant Forms Electric Bulb"
Kei Suga 1968



"Bulb(paper-weight)"
Kazuo Okazaki 1967



•開催概要
展覧会タイトル: トリックス・アンド・ヴィジョンからもの派へ
会期: 201339日(土)- 46日(土)
•出品作品(予定) 
飯田昭二、鈴木慶則、高松次郎、堀内正和、榎倉康二、小清水漸、菅木志雄、関根伸夫、成田克彦

トークイベント: 2013年3月9日(土)15:00-
         「その時、現代美術が動いた」
         ゲスト:峯村敏明(美術評論家)
         
オープニング・レセプション: 201339日(土)16:00-18:00


東京画廊+BTAPにて

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