そもそものこの企画の始まりは、6月の矢柳剛個展をご覧になったJUNKO KOSHINOの関係者さまが、コシノさんに作品内容をお話しくださったことがきっかけでした。その後、コシノさんから直々に、矢柳先生へ「コラボレーションで布生地を作りたい」とのアプローチがあり、今回のプロジェクトが始動しました。その後打ち合わせを数回経て、矢柳剛とJUNKO KOSHINOのコラボレーション作品は、約一カ月余りでファッションショーの舞台に上ります。最初の打ち合わせの2週間後には、プリント柄の図案が届くなど、プロジェクトは目まぐるしく進展していきました。スピーディーなファッション業界とコシノさんの桁外れのエネルギーに、圧巻です・・・。
ショーの冒頭では、2名のオペラ歌手による生ライブ。鳥肌が立つほどの力強い歌声とともに、ショーがスタートします。舞台上に設置された巨大スクリーンに は「ドバイ・上海・東京 construction」というフレーズが映し出され、次に東京中央郵便局や東京駅の改修工事前の風景、上海で建設が行われている94階建高層ビルの工 事現場、最後にドバイの地下鉄の建設風景が映像として流れます。近年急成長を遂げる上海・ドバイの2大都市と、コシノジュンコの活動拠点である東京をコン セプトの中心に掲げ、それぞれの土地、時代が交錯することで生まれる新たなファッションの展開を予感させます。
ちなみに世界文化交流の一環として企画されたこのショーは、これまでパリ・ミャンマー・バンコクを巡回しており、行く行くは中国・キューバでの開催も考えているとのことです。

ショーの中盤、遂に矢柳剛とコシノジュンコのコラボ作品が登場しました。薄いジョーゼットにプリントされたスカーフを身にまとったモデルさんがステージに 現れ、彼女が歩くたび、スカーフは華麗に宙を舞います。スカーフはスワロフスキーのクリスタルで装飾されており、その輝きによて矢柳スタイルの華やかさが より際立っていました。会場では「あのスカーフいいね。欲しいな~」なんていうささやき声も聞こえ、画廊スタッフとしては「万歳!」の一言です。

話によると、スワロフスキーは取り付け箇所について詳細な指示があり、すべて手作業で前日の夜中にようやく完成したとのことです。皆様のご尽力には本当に感謝しております。今回の図案は、矢柳剛が1976年に制作した作品から採用されたものです。コシノさんのアレンジが加わることで、矢柳剛の作品はより現代的な図柄へと変化しました。
今後も矢柳剛とコシノジュンコのコラボレーションは続きます。進捗あり次第、またブログでご紹介させていただく予定です。
ショーの冒頭では、2名のオペラ歌手による生ライブ。鳥肌が立つほどの力強い歌声とともに、ショーがスタートします。舞台上に設置された巨大スクリーンに は「ドバイ・上海・東京 construction」というフレーズが映し出され、次に東京中央郵便局や東京駅の改修工事前の風景、上海で建設が行われている94階建高層ビルの工 事現場、最後にドバイの地下鉄の建設風景が映像として流れます。近年急成長を遂げる上海・ドバイの2大都市と、コシノジュンコの活動拠点である東京をコン セプトの中心に掲げ、それぞれの土地、時代が交錯することで生まれる新たなファッションの展開を予感させます。
ちなみに世界文化交流の一環として企画されたこのショーは、これまでパリ・ミャンマー・バンコクを巡回しており、行く行くは中国・キューバでの開催も考えているとのことです。
ショーの中盤、遂に矢柳剛とコシノジュンコのコラボ作品が登場しました。薄いジョーゼットにプリントされたスカーフを身にまとったモデルさんがステージに 現れ、彼女が歩くたび、スカーフは華麗に宙を舞います。スカーフはスワロフスキーのクリスタルで装飾されており、その輝きによて矢柳スタイルの華やかさが より際立っていました。会場では「あのスカーフいいね。欲しいな~」なんていうささやき声も聞こえ、画廊スタッフとしては「万歳!」の一言です。
話によると、スワロフスキーは取り付け箇所について詳細な指示があり、すべて手作業で前日の夜中にようやく完成したとのことです。皆様のご尽力には本当に感謝しております。今回の図案は、矢柳剛が1976年に制作した作品から採用されたものです。コシノさんのアレンジが加わることで、矢柳剛の作品はより現代的な図柄へと変化しました。
今後も矢柳剛とコシノジュンコのコラボレーションは続きます。進捗あり次第、またブログでご紹介させていただく予定です。
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