2009年3月8日日曜日

PULSE New York

PULSE New Yorkに参加しました。
PULSE New York
2009年3月5日~8日(ブース# G-05)













東京画廊+BTAPが参加するPULSEは現代美術に特化したアートフェアで、会場はハドソン川沿いのPier40。若手作家、若手ギャラリーの出展が目立ちます。今年は26カ国から101画廊が参加したとのことです。東京画廊+BTAPは1950年オープンの老舗ではありますが、常に新しい現代美術を紹介していこうという画廊の姿勢は、若かりしフォンタナ、ポロックの作品を日本に紹介した頃から変わっていません。今回は金田勝一西澤千晴松浦浩之北川宏人吉田茂規古家万、宮沢男爵、古林希望の新作を中心に展示しました。

東京画廊+BTAP一行は大雪直後の3月2日にNY入り。到着した日も雪が舞い、というか軽くブリザード状態で、国内線はキャンセルが相次いだという話も聞きました。荷物がかなり多かったので、無事に直接NY入りできて一安心です。 設置中は、工具を入れた荷物が届かない、会場の電気が切れていてブースが暗すぎる、搬入口に車をつけてはダメと言われ延々と手運びさせられる、注文したのに土壇場で「机がない」と言われる、肝心な時にインターネットがつながらない、あると言われた展示台がない・・・などなど、海外のアートフェアでは見舞われがちなトラブルが多発しましたが無事乗り越え、初日朝9時のオープン時から大変多くの方々に作品を見ていただくことができました。

NYは「不景気」、「暗い」、「どん底」と聞いていましたが、フェアの会場に来てくださるお客様の数は連日大変多く、全体的にとても活気があります。また作家や作品についてのご質問やご感想をいただくことも多いので、お客様との会話が絶え間なく続きます。不景気の中でもアートを積極的に楽しんでいこうという前向きな方ばかりで、アートは楽しいものなんだということを改めて実感でき、とても元気が出ました。さすがNYという感じでしょうか。(デジカメのデータが飛んでしまい、きちんと写っている写真が少なく申し訳ありません。)


松浦さんの作品はどこへ行っても大人気です。作品を見た人皆さん満面の笑顔です。




自分が気に入った作品の前に座り込んで作品鑑賞。未来のコレクターさんとの会話も弾みました。

家族連れでいらっしゃるお客様も大変多かったです。松浦さん、金田さんの作品見て思わず「Wowww!!!」と興奮して作品にくぎ付けになる小さいお子さんが多数いらっしゃいました。今回作品を買ってくださった一番若いお客様は11歳のニューヨーカーでした。


宮澤さん、古林さんの作品に吸い寄せられるように見てくださる方もたくさんいらっしゃいました。

遠く日本、韓国、中国、台湾、香港などからフェアのために来てくださったお客様も多かったです。ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。今後も多くの方々に楽しんでいただけるよう、アーティストの皆さんと一緒に頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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