会場に着くと、展示はだいぶ進んでいました。思わずため息が出るほどの迫力です。今回、「Waste Not/物尽其用」が展示される場所は、エントランスを入ってすぐ上のAtriumで、美術館に来る人のほぼ100%が作品を目にする場所にあるため、作品が作られていく過程を多くの方が興味深そうに鑑賞していました。
ひたすら並べ、
考え、
並べ直して、
置き直して、
姪御さんに指導し、
姪御さんもひたすら並べ、
ひたすら並べます。これをひたすらクレイト50箱分繰り返して、作品は完成してゆきます。
姪御さんに指導し、
姪御さんもひたすら並べ、
ひたすら並べます。これをひたすらクレイト50箱分繰り返して、作品は完成してゆきます。
完成前にも関わらず、多くの方が作品にくぎ付けとなっていました。金曜日の夕方以降は無料開放ということもあり、美術館はかなり混雑していましたが、それを差し引いても、この作品が持つパワーの大きさを改めて実感することができました。立ったり座ったりの展示作業を繰り返す中、お客様からの質問がばんばん飛び交い、また設営している様子を熱心に撮影している人も目立ちます。設営中は柵を設けていましたが、オープニング以降は柵をはずして、作品の中をぐるっと回れるようになります。
設置の最終仕上げの段階で確認をしながら、つい思い出話に花が咲きます。左から宋冬、宋冬の奥さん、宋冬のお姉さん。
最後の最後の仕上げの段階では、宋冬とYin Xiuzhenの二人だけが会場に残り、その後、無事に設営は終了したようです。展覧会のオープンは6月24日。9月7日まで開催しておりますので、夏休みにニューヨークへ行かれるご予定のある方は、ぜひともご覧ください。
本作品、「Waste Not/物尽其用」については、過去のブログもご参照ください。
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